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It's(イッツ) - スタッフブログ
成人式で着る振袖は決まりましたか?
人生に一度の大切な式です。自分のお気に入りの振袖で参加したいですよね。
しかし振袖を着る際は、着物だけではなく下着や小物類も非常に大切になってきます。
今回は着物を着るときに重要な「長襦袢」について詳しくご紹介していきます。
成人式を迎える方は、ぜひ参考にしてくださいね♪
○長襦袢とは
「襦袢」とは着物の下に着るもののことを言います。素肌に直接触れる肌着のようなものを「肌襦袢」、肌襦袢と着物の間に着る下着のようなものを「長襦袢」と言います。長襦袢は、洋服で言うとキャミソール的な存在のインナーだと覚えておくとよいでしょう。
○長襦袢の役割
長襦袢には、着物を汗から守る役割や着崩れを防ぐ役割、防寒用としての役割などがあります。また、着物の衿や袖口からちらりと見えるため、着物をより可愛く見せるワンポイントにもなりますよ!
自分のお気に入りの長襦袢を着物からチラ見せすることで、よりおしゃれな気こなしを楽しみましょう♪
○長襦袢の種類
・正絹(シルク)
正絹(シルク)素材の長襦袢は、気品のある美しい光沢感が特徴的です。上品な印象を与えるため、式典のようなファーマルな場でよく使われます。大人っぽい雰囲気にしたい!というときも正絹(シルク)素材がおすすめです。
・化学繊維
ポリエステルなどの化学繊維を素材とした長襦袢は、お手入れがしやすいというのが特徴です。自宅の洗濯機で洗うことができ、さらに洗濯してもシワになりづらいのは非常に嬉しいポイントだと言えるでしょう。
・ウール
ウール素材は季節に適した温度調節が可能です。冬は暖かく夏は涼しいという性質があり、非常に着心地がよいと言えるでしょう。ただし、洗濯すると縮みやすいという特徴があるので注意してくださいね!
・木綿
木綿素材は、生地が薄く優しい着心地であることが特徴だと言えます。ただし、カジュアルな素材のためフォーマルなシーンにはあまり向いていません。
以上のように長襦袢にはいくつか種類があります。自分の好みやシーンによって使い分けてくださいね!
次に、長襦袢の選び方についてご紹介します。選び方のポイントを見ていきましょう!
・寸法確認
まず「しっかりと寸法を確認する」ということが、長襦袢を選ぶうえで非常に大切です。
長襦袢の寸法が合っていなければ、着崩れを起こす原因になってしまうので注意しましょう。
・既製品かオーダー品か
長襦袢には「既製品」と「オーダー品」の2種類があります。
既製品はすでにサイズが決まっており、S・M・Lのサイズ展開があります。一般的な生地で作られているため、お手入れが非常に楽なものが多いです。価格もリーズナブルで購入しやすいでしょう。
オーダー品は、自分にぴったりの長襦袢なので着付けしやすく着崩れしにくいという特徴があります。「着物を着ると肩がこる…」という方はオーダー品がおすすめです。
・色・柄・素材
長襦袢は着物からちらりと見えるため、着物に合わせた色や柄を選ぶことが大切です。ネットで調べると様々な色や柄の長襦袢が出てくるので、自分の好みのものがイメージしやすいと思います。一度調べてみるとよいでしょう。
また素材によっても印象が異なるので、様々な素材を比べてみて自分好みのものを見つけてくださいね。
長襦袢には、野菜・果物が描かれたものや国旗の文様が描かれたもの、浮世絵が描かれたものなど、その他にも個性的なデザインのものが多くあります。
他の人とはかぶりたくない!というお嬢様は個性的な長襦袢を選んでみてはいかがでしょうか?
レトロな着物を着るときは、長襦袢もレトロなものにしたいですよね。大きな椿柄や山吹色の梅模様、毬模様などのようなデザインの長襦袢がおすすめです。着物と長襦袢を合わせて、自分だけのスタイルを作り上げてください♪
みなさんいかがでしたか?
今回は、振袖の中に着る下着のような役割の「長襦袢」についてご紹介しました。
洋服を着るとき、ちらりと見える部分(インナーや靴下など)にこだわっている人はおしゃれさんに見えますよね。着物も同じで、ちらりと見える部分にこだわると他の人とは差をつけたおしゃれな着こなしを楽しむことができます。
成人式に参加されるお嬢様方、ぜひ「長襦袢」にもこだわってみてください!
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成人式をご予定している方は、是非ご利用ください。
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