振袖Q&A
知りたい振袖の疑問
初めて着る振袖には分からない事や、疑問がいっぱい。普段きなれないから、どうしても不安になりがち。そんなあなたの疑問にお答えします。不安を解消して、ベストな当日を迎えましょう。
- Q1 振袖って、たくさん種類があるの?
振袖は、祭礼や儀礼的な場面で着用する正装の晴れ着で、特徴は袖の「袂」(たもと)が特に長いことにあります。
その長さにより「大振袖」(袖丈114cm前後)、「中振袖」(袖丈100cm前後)、「小振袖」(袖丈85cm前後)と3つの種類に分類されます。
袖が長いほど格式が高くなるといわれています。 - Q2 振袖は、成人式でしか着ることはできないのですか?
そんなことはありません。
そもそも振袖とは、未婚女性だけが着ることができる最も豪華な正礼装の着物です。
卒業式や結婚式など様々なシーンでご着用いただけます。
ですが、基本的に振袖は未婚女性がきる着物なので、
結婚後は着ることはできません。 - Q3 当日、振袖が乱れてしまいました。簡単な整え方はありますか?
背筋を常に伸ばし、小股で歩く。腰をかけるときは浅めに、正座も基本の型を守っていれば、大きく着くずれることはないはずです。でも、長時間の着用で着くずれてしまった場合は、焦らず対処しましょう。- 01 襟もとが乱れた場合上前とした前を合わせて、み八つ口から軽く引っ張って、たるみをなくします。おはしょりも軽く引き下げて整えます。
- 02 お尻の部分がたるんだ場合おはしょりをめくって腰ひもの上にたるみ部分を引き上げます。おはしょりを下げて、帯のたれもきちんと直しておきましょう。
- 03 身八つ口がだぶついた場合脇を帯揚げの下から引いて整え、親指の先を使って下に押し込みます。くずれ易いところなので、時々チェックしてみましょう。
- 04 上前が下がった場合腰ひもが緩んでいたらしっかりと締め直し、上前の襟もとを腰ひもの上に引き上げます。
- 05 おはしょりがたるんだ場合おくみの縫い目を真っすぐにしておはしょりを持ち、上下の幅を整えて、余った分を帯の内側と両脇に入れます。
- 振袖の着きくずれも対処法を覚え、トラブルをカバーしましょう。
- Q4 写真撮影の時に、かわいく撮れるポイントはありますか?
カメラに向かって少し斜めに立ち、顔は正面を向き、重心をつま先にかけて立ちます。カメラを意識すると緊張して、表情や肩などがこわばってしまい、女性らしい優しさが損なわれます。とにかくリラックスして、楽しむ位がちょうどいいでしょう。
CHECK | チェック
後で後悔しないように、いろんな
ポーズを試してみるのもOK。
押さえておきたいのは、座りポーズ
と後ろ姿、せっかくキレイな振袖と
キレイに結んでもらった帯ですから
記念に写真に残しておきましょう。- 目線は
目線は真っすぐカメラに、少しうっとりとした感じで、目ヂカラを感じされるように。 - 表情は
緊張しては×。リラックスして優しい笑顔を心がけましょう。 - 姿勢は
背筋をピンと伸ばして、少しだけカメラに向かって斜めに立ちましょう。 - おはしょりは
下のラインがキレイに直線になるように、気を付けましょう。 - 手元は
指先の表情にも気を配って、女性らしい柔らかさと優しさを。 - 袖は
振袖の袖を持って、キレイな柄を見せるようにしましょう。 - 裾は
開きすぎていませんか?裾をすぼめるようなシルエットがキレイです。 - 足もとは
親指をつけるような感じで、後ろを少し開けて内股気味にします。カメラ側の足を少し引くとキレイです。
- 目線は