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みんなには聞けない話…。 振袖のときのトイレってどうするの?

新成人の晴れ着でもある振袖。
「振袖のトイレの時ってどうするの…?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いつもと同じ方法で用を済ませると、着崩れの原因になることも。
実は振袖には、正しいトイレの方法があるのです。

 

振袖のときのトイレは3つのポイントを抑えよう

振袖は、長襦袢や振袖、帯など何重もの衣類が重なっているため、普段の服よりも脱ぎ着に時間がかかります。振袖で用を足すときは、以下の3点を抑えましょう。

 

1.時間に余裕を持つこと

先ほどお話したように、振袖は脱ぎ着に時間を要します。トイレも同様に通常の3〜4倍時間がかかると思っておきましょう。

 

2.洋式トイレを選ぶこと

和式トイレはご自身の足で全体重を支える必要があるため、安定感がなく、スムーズに用が足せません。なるべく個室の広い洋式トイレを選びましょう。

 

3.トイレの施設をチェックすること

分厚く重たい振袖はスペースが広い方が、用を足しやすくなります。また、洗面スペースに全身鏡が設置されているトイレであれば、振袖の着崩れをチェックできるので便利です。

 

これで安心!振袖のトイレの仕方

実際のシーンを想像してトイレの方法をチェックしてみましょう。

 

STEP1.袖(そで)をまとめる

振袖の長い袖をそのままにしてトイレに座ると汚れの原因に。袖をまとめることで、その後の作業もしやすくなります。この袖のまとめ方は3種類あります。

 

・両袖を持ち、帯の前で軽くひと結びする。

・両袖のきわを帯の上側または中央部まで持っていき、クリップで留める。

・両袖を帯締めに挟み込む。

 

STEP2.裾(すそ)を左右にまとめる

振袖は【肌着→長襦袢→振袖】という順に重ねて着ます。上から順に、一つひとつ裾からめくって左右に分けていきましょう。

 

STEP3.裾から腰までめくり上げる

左右に分けた裾を両手で持ち上げ、腰のあたりまでめくり上げます。このとき、振袖が裏返しになるよう強めにめくり上げましょう。通常の衣類のように表側までめくってしまうとシワの原因になるため注意してください。

 

STEP4.めくった着物を腕で挟む

ステップ3でめくり上げた振袖がずれ落ちないように、両脇でしっかりと挟みましょう。

 

STEP5.便器に腰掛ける

下着をおろして便器に腰掛けます。このとき、背中の帯が便器に当たるようであれば前かがみになり、便器の前側に腰掛けて用を足しましょう。そうすることで帯の崩れを予防できます。

着物を着るときの下着はローウエストがおすすめです。

 

STEP6.裾を戻す

便器から十分に離れてから、めくり上げた裾を元に戻します。まとめた両袖は、手を洗うまでそのままにしておいた方が水に濡れる心配もありません。

 

トイレの後にすべきこと

トイレが済んだら、振袖が着崩れしていないかをチェックしましょう。

 

①裾の順番

下から【裾よけ右側→裾よけ左側→長襦袢右側→長襦袢左側→振袖右側→振袖左側】の順になっているかを確認しましょう。

特に、裾よけ・長襦袢が丸まっていたり重ね順が逆になっていたりすると、動きにくくなるので注意してください。

 

②裾(すそ)の後側

鏡で体の後ろを映し、裾がめくれていないかを確認しましょう。

 

③おはしょり

振袖の丈を調整するおはしょりは、身動きするとめくれやすくなります。特に、後側のおはしょりは注意して確認しましょう。

 

④帯

帯のつぶれや歪みなどを鏡で確認します。帯が崩れている場合は、後ろに手を回して形を整えましょう。

 

⑤袖(そで)を元に戻す

まとめていた袖を元に戻します。袖の中で長襦袢が丸まっていないかを確認し、シワを伸ばしましょう。

 

振袖は当店にお任せください

当店では、古典柄・現代柄・レトロモダンなど色柄ともに豊富な振袖を取り扱っています。
シーズンごとに新作が入荷されるので、最新の振袖が着られちゃいます♪

もし、振袖を着た時の立ち居振る舞いが不安でしたら、遠慮なく試着の際や前撮り撮影の日にスタッフにご相談くださいね。レクチャーさせていただきます!